たこ壱九号作戦 トーマスは永遠の人気者? コンデレ編 2001.12.9 静岡・タミヤサーキット |
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後方支援部隊の貢献度は? 12月9日7時30分。赤胃上等兵はヘロヘロ状態。今回は、ラリー&ワイルドウイリーのダブルエントリーで、持込装備品は通常の2倍。しかも戦闘要員は赤胃本人のみ。これを全部サーキットにエッチラオッチラと運び込むのだから大変なんですよね。 ん?ちょっと待てよ・・・ そういったサポートをする為に、赤胃直系の後方支援部隊の隊員4名を連れて行ったのでは?・・・・・ 実はその時間、全員「シャリオくん」の中で爆睡中。 ま、前日の過密スケジュールをそれぞれこなした後に深夜移動してるので、疲れているんでしょうが、それは赤胃も同じ。 結局、後方支援部隊全員がサーキット入りしたのは、9時ちょっと前。ピット設営・車検・練習走行まで、赤胃一人でやるハメに・・・。 (右記に注釈を入れた様に、今回は車検から盛り上がり&笑いをゲットしてたので、後方支援部隊にはしっかり確認して欲しかったのに・・・) こんな調子で後方支援なんてできるんかい? 期待できるのは本妻壱号のみか・・・と悟った赤胃でした(泣)。 |
赤胃直系の後方支援部隊の隊員4名 要は、赤胃ファミリー。 本妻壱号(年齢不詳) 娘壱号(11歳) 息子壱号(9歳) 娘弐号(6歳) 車検・練習走行 今回の車検担当は、TRFのM住氏! ひとまずラリー用のTA03RSに若干の問題が・・・。たこ壱拾八号作戦の準備編をみていただければわかると思いますが、アンプを搭載するためにバスタブ上にカーボンプレート(自作)を貼り付けたんですが、「これはどうなんでしょう?・・」って隣のベタランスタッフに尋ねていました。「その程度なら良いよ」との回答でセーフでした。 次にワイルドウイリーの車検。 「これでレースに出ないですよね?」 「いや、これで出るんですけど」と私。 「え?・・・勿体無いですよ」 これ(トーマス号)で出るから、 車検に持ってきてるんですが・・・(笑) |
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煙幕ユニット爆発 準備が終わった途端に、ドライバーズミーティング開始。 WW2/THOMAS号 プロポ&DSCコード 煙幕ユニット プジョー206WRC2001・モンテカルロ・オリオール仕様 ・・・を、本妻壱号と一緒にコンデレブースに搬入。 永遠の初心者のくせに、レース上の注意事項説明をマジメに聞いていない赤胃(笑)。頭の中は、煙幕ユニットの作動が上手くいくか?&コンデレでウケるか?の2点に絞られているんだから仕方が無いか・・・。しかし、ここで大きな落とし穴が! ZAKUU号を展示するの忘れちゃった! こいつは既にコンデレ受賞経験マシンなので、出す必要が無いように思えたんですが、ここは、盛り立て役で出さないと(爆) 一気にサーキットを横切り、ピットでZAKUU号をひっつかんで、全開で走ってコンデレ会場に投入! すると 「シャア専用機だ」 「やっぱり、赤ザクだよね」 「3倍速いんだっけ?」 「モノアイ光ってるよ」 などと、あちこちで話し声が・・・やっぱり、ガンダム・ネタって、どこでも盛り上がるようですね。 それはさておき、いよいよ審査がスタート。何故かZAKUU号は飛ばされて(笑)、いきなり1発目にTHOMAS号が選ばれました。構想2年、製作期間2ヶ月、思わず涙が・・・出るわけ無いです。これからが忙しいんですから。 マシンにプロポ&DSCコードを繋ぎ、更に煙幕ユニットのタンクにドライアイスとお湯を投入! ユニットから、もくもく吹け上がる白い煙。ギャラリーも「オオーッ」と歓声を上げる。 煙幕供給チューブ接続。 予定では、煙突とリアタイヤ近辺から見事に白煙が出るはずだったのに・・・・・ 「ドカン!」・・・??? 煙幕ユニットのタンクの蓋が見事に爆発(笑) 慌てて修復を試みるも、THOMAS号内部の配管が凍結したみたいで、再度、煙幕供給チューブを繋いでもタンクはその都度爆発するのみ(泣) こうなっちゃたら、どうしようもないですね。配管を外して、息を吹き込んで詰まりを排出して、再接続したんですが、辛うじてうすーい煙が出るのみで、なんともなりませんでした(大泣) タミヤスタッフが 「うーん、煙は失敗ですね。残念!」と、フォローしてくれました。 気を取り直して、次はプロポを握り、キュコキュコとステア操作。 THOMAS号の目が、フロントタイヤの動きと同期してキョロキョロと・・・。 「おー、スゲー!」 「どうなってんの?」 「かわいいー!」 「あれで、走るのかな?」 「お父さん、ボクも欲しい」 よっしゃあ、ここまでウケればOK。煙幕失敗はこれで取り返したゾ! その後、製作者インタビューがあったんで、延々と苦労話&自慢話?をして、大拍手を後にしてピットに帰りました。 さあ、気持ちを切り替えて、レースモードにしなきゃあ。 えーっと?出走順は・・・・。 げっ!マジかよ? と、前フリをしておいて、・・・・・・・・予選編に続く。 |
WW2/THOMAS号 これでコンデレ取れなかったら、とっととレースをキャンセルして帰るつもりでした(半ばマジ) プロポ&DSCコード トーマス用プロポ゚は、フタバ/3PJを採用。本当は、4chのKO/EX−11を使ってギミックを増やしたかったんですが、製作時間不足で出来ませんでした。 煙幕ユニット 航空自衛隊使用の、EXXON/TURBO・OIL 2389のオイル缶にドライアイス&お湯を放り込み、バスロマンの蓋をつけ、いっきに圧力を上げて煙?を放出させる新型ユニット(爆) 事前テストでは上手く作動していたんですが・・・。 プジョー206WRC2001・・・・・ プジョーの2001仕様って、何故か目立たないんですよね。今回のコンデレでも、話題にもなりませんでした。ま、製作時間とコンデレ受賞期待率って必ずしも一致しませんけどね。 ガンダム ファーストガンダム放映は、なんと、私が高校生の頃です。 構想2年、製作期間2ヶ月 実は、’99年の12月に製作着手したんですが、ワイルドウイリークラスにエントリーして2回連続で抽選落ちしたのにトドメをさして、それ以降カテゴリーそのものが無くなっちゃったので、工作部屋の隅に作りかけで、放り出してありました。 ちなみに、ドライバーのジェームスくんは、’00年1月に、ハワイ旅行中のホテルで、毎晩カリカリと作ったんで、あれは輸入品です(笑) 11月の静岡耐久の時に、ワイルドウイリークラス復活の報を聞いて、急遽、製作再開したわけなんですが、結局ゼロから作り直しでした。1週間毎に、製作途中のトーマスをミスティに持参して、スタッフ&常連さんの反応を確かめ、ついでにアドバイス&ネタを拾って帰り、製作にフィードバックするという地道な?活動が実を結んだわけです。 「ドカン!」 左記文章では、勢いで「ドカン!」なんて表現をしていますが、収録ビデオを検証すると、「ポンッ!」が、音色として正しいような気がします。 「お父さん、ボクも欲しい」 そりゃあ、息子にお願いされたお父さんは可哀想だと思います。 製作費はともかく、こいつを作るのに家庭崩壊の一歩手前までいっちゃったんですから・・・。他人の子供にウケるマシンを作るために、赤胃は自分の子供達を犠牲にしてるんですから、情けないというかなんというか(爆)。 |
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証拠画像集 | ||||
コンデレから、いきなり1番グリッドをゲット(爆)・・・じゃなくて、単純にプロポとか煙幕ユニットの接続絡みで、一番前に置いたんです。 当初の予定では、ミーティーング中から、煙を発生させつつ、プロポ操作で目を動かして存在をアピールするつもりだったんですが、そんなことしなくても充分目立っていました。 なにせ、トーマス号を持ってサーキット内を歩いているだけで、「お!トーマス」なんて感じで見られちゃいますし、ピットに置いておくと、子供達が見学に来るし・・・。 しまいには、「作り方を教えて」と尋ねられたりしました。 目立ちたがり屋の私ですが、今回は、なんだか恥ずかしかったです。 |
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熟成不足の煙幕ユニット。ドライアイスの量&お湯の温度の混合加減で、煙が出すぎたり、配管が凍結して詰まったりと、シビアなチューニングが必要なのが涙モノ。今回の敗因は、外気温が予想以上に低かったのと、ドライアイスを投入タイミングが早すぎて、ユニットから配管まで冷え切ってしまったのが推定されます。もっとパイピング径を大きくしておけばよかったのですが、熱帯魚用機材を使った都合上、細いチューブを採用しちゃったんですよね。次回レースでは、改良型ユニット搭載のトーマスを展示したいもんです。 何?それじゃあアニー&クララベルも連結させた方が良いって? ま、なんとかするしかないですね(爆) |
最近の、コンデレ賞品は、塗料用計量ボトル5個セット。これで、うちには10個ボトルが揃ったわけなんですが、そんなに必要ないです(笑) 昨年は、缶スプレー3本セットが賞品でしたが、さてさて来年度は、何が賞品になるんでしょう? 個人的には、アクリルシンナーが一番嬉しいですね。ウチでは、こいつの年間消費量は莫大ですから・・・・。 あ、コンデレといえば、今回左記の煙幕ユニットの為に、ドライアイスを2kg静岡に持ち込みました。実験用で2kg使ってますので、かれこれ4kg買っちゃいました。 アイス&ケーキを買うわけでもないのに、その手のお店で、ドライアイスのみを買い求めるM菱自動車のコートを着たオジサン・・・かなり不気味です(笑) |
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