たこ壱八号作戦 準備編
WRC好きだからって、ここまでやる?


2001.9.15〜2001.10.6


2001年9月15日(土)

「NEW WEAPON」

7月の、たこ壱拾七号作戦(GT2分隊で参戦)では、散々な目に遭ったので、「次回こそは、しっかり準備&練習をして、Aメイン入りするぞ!」・・・と、誓ったはずの赤胃上等兵。

かれこれ2ヶ月。何もしていませんでした(笑)
で、慌てて作ったのが下記の装備品です

ボディ / プジョ206WRC

今となっては絶版状態の206っす。最近は、ネットオークションでも見かけなくなってしまいました。よしんば出てても、不当に高いですけどね。 ところで、赤胃上等兵作品らしからぬ仕上がりには理由があります。 実は、別カラーで塗ってあった塗装を、1ヶ月以上かけて頑張って剥がし、クラック補修後に再塗装したモノなんですね。 絶版になっていなければこんなことしなくて済むのに。 そもそも、二つ星総本山様が、このモデルのドアミラーに
NIKKOのロゴさえ入れておけば、こんなことには・・・・・(謎)。

誰か206ボディ探して下さい!(切実)

大会当日までは、このリサイクル・ボディで練習&セッティングをして、損傷がひどくなければ、予選まではコイツで頑張る予定です。 運良く決勝Aメイン入りが果たせたら、最後の1枚の新品206ボディ(今のところ、未塗装。現在、デザインで悩んでいます。)を投入するつもりです。


シャシー / TA03RS
今回はTA03RSにしちゃいました。

今まで、ラリースポーツクラスには、、
TA03R(’00.3)
TL01(’00.5)
TA03F(’00.7-’00.8)
TA03FS(スペアカー)
TB01
・・・と、各種シャシーを投入してきましたが、
TA03RSだけ試していないんですよね(笑)

ま、オシリが重いんで、前のめりにジャンプ着地することも少なそうですし、予備パーツは山のようにあるんで、安心して壊せます(爆)

メカ類はトランスポンダーを含めて、バランスを考慮して搭載してみました。後は、実際に走って・飛んで調整してみます。

アンプは、KOのVFS2000を搭載しました。ちなみに、こんな高価なアンプを搭載したのは初めてです(爆)

ここまで、出来て、岐阜近郊のサーキットでシェイクダウン!・・・と思った途端に、雨が・・・(大泣)

早く、走らせたいよお!







2001年9月16日(日)

「COURSE OUT」

お、なんとなく、「ガッデム!」のタイトルっぽくなってきたぞ(爆)

てなわけで、昨日の雨天が嘘みたいに、本日は快晴。
早速、各務原市内のサーキット「ミスティ」にて、シェイクダウンを実施しました。

結果は散々でした。新型アンプ「VFS2000」の真価を問うヒマも無くシャシーセットに手惑い、フラフラと走っていました。

5パック目ぐらいから、良い感じになってきたので、バックストレートの立ち上がりで、グイっとスロットルを入れた途端・・・・

ゴロンゴロン、スカチャン、ドテッ!

見事に、ハイサイドを喰らった後、転がりまくって、バックストレート裏のドブに転落しちゃいました(ゲゲッ!)

慌てて、事故現場に向かうと、愛しの206WRCが、生い茂った雑草の上で、ひっくり返っていました。

助かった(安堵)

そりゃあそうでしょう。受信機&サーボは、かなり使い込んだモノを装備していたので、水没しても惜しくはないですが、アンプは先週買ったばかりの新品です。 シェイクダウン初日で水没したら、涙モンです。
ところがドッコイ。よりによって、この光景を、一里野帰りの、右巻き少尉(GT分隊長)に目撃されたのが、運の尽き(爆)
多分、あっちこっちの関連掲示板に、カキコされることでしょう(大泣)  一応、予想がつきそうな掲示板には先手を打って、自らカキコしておきましたが・・・(核爆)

ま、それでも、集中的セットアップをしたおかげで、ほどほどの走りに落ち着きました。
あとは、ジャンプ台&マーカーセクションの練習です。こればっかりは、サーキットで実施出来ないので、
ジャンプ台を自作して、近所の駐車場で試すしかないです。

タミグラとはいえ全日本予選が絡むと、普段は出て来ない各方面のEXPな方が、ゾロゾロ出てくるんで、
ジャンプセクションぐらいしか、勝てそうなところ無いですからね。



2001年9月19日(水)

「PARTS」

プジョー206WRCのスペアボディを、なんとかゲットしようと、画策してるんですが、なかなか見つかりません。

どっちみち、レースするにはスペアパーツが必要なので、キットでもいいんですが、それでも見つかりません。

さあ、困った・・・・と、悩んでいたら、ビッグニュースが入ってきました。

「xxxの******に、新品の206キットの在庫があったよ」

何?「******」って、会社のすぐ近所じゃない!

しかしながら、そのネタが入ったのが、夜9時。
残念ながら、その店は閉まっちゃってます(悔)

昨日、夜の銀行で、24K円ほど預金を下ろしてきたところなので、資金は充分足りるのに・・・・・・うーん、今欲しい!

これをゲットできれば、ボディ在庫は2枚になるし、お約束のスペアカー(不測の事故に備えて、即、走行可能なメカ搭載済みのクルマを、部品取り用に持っていくんです。各パーツをバラで持って行くよりコンパクトですし、ASSY交換で修理時間も短縮できますので)も、余裕で作れます。

今夜は、多分熟睡できそうもないですね(爆)

しかし、どうやって午前中に仕事を抜け出そう?
ま、今でも売れていないんだから、明日の開店直後に誰かが買うとも思えないですけどね。

それはさておき、会社といえば、廃材置き場の隅っこに、ジャンプ台の素材としてピッタリの木材を見つけてしまいました。

要は、フォークリフト搬送用のパレットなんですが、チョコチョコと加工して、カーペットを貼り付ければ、ラリースポーツクラスで、使ってるモノと同様なのが出来そうです。

行きつけのショップ「ミスティ」で、その手の木工用工具を貸して貰えそうなので、週末に運び込んで作る予定です。

シャシーのセットアップ、ボディ製作、ジャンプ台製作・・・と課題が多い週末になりそうです。


2001年9月24日(日)

「REALITY」
幻のキット「プジョー206WRC ’99y」を、無事ゲットしたおかげで、206の未塗装ボディ在庫が2個になりました。
これで、製作をミスっても、なんとかなります。

で、早速、’01yモデルの製作開始です。
幸い、9月20日に「1/24 プジョー206WRC 2001」が、タミヤより発売されたので、すぐに資料用に買いました。たった一度きりのタミグラ用ボディを作るに、2000円弱の投資は痛いですが、少しでも実車に近づける為には、仕方なしです。

最初に、こだわったのは、そう・・・

ドアミラー(爆)


しっかり、「NIKKO」のロゴを入れました。カットするのは機械(STIKA)なんで、どってことないですが、貼るのは結局自分の手ですから、切り幅が0.5mm以下とかになってくると、デザインナイフ・ピンセット・爪楊枝・マチ針達の総動員です。

リアウイングの「DARKDOG」のロゴに至っては、お手手の限界どころか、機械の限界ギリギリでカットしています(疲) しかも、そのリアウイング塗装にあたっては、接合部のパテ修正&サフ処理&本塗装&スーパークリア処理・・・と、アホみたいな時間をかけました(爆) とはいえ、うちの子供達が暴れたおかげで、乾燥中にホコリが多量に付着しちゃったのが泣けます。

タミグラのコンデレ審査では、コンピュータ打ち出しステッカーとか、カッティングシート切り出しが邪道視されちゃう・・・と、どこぞの参戦記で記述しましたが、デザインコンセプトが明確で、それを実現する為に、そういった機械とか素材を使うのはアリだと思います。 昨年製作の「セアト・コルドバWRC」は、’00yモデルのニュージーランド仕様ソックリに作り上げましたが、マイナーなワークス(爆)が素材&カッティング・シート多用の為、見向きもされませんでした(大泣)  

それでも、懲りずに作っちゃうのが私の良い?所。塗りは大した手間をかけていませんが、スポンサーロゴは頑張りました。ところがどっこい、手持ち機材の限界で、ちょっとばかりスポンサーが3社ほど欠けるハメになりました。プリント上は、縮尺通りにボディに貼り込めるんですが、実際にカッティングしてみると、最小切り幅が0.05mmになる場所が発覚しました。かといって、切り幅を広げると、縮尺を上げるハメになり、全社のロゴが入りきりません(大泣)  リアル・テイストにこだわる私としては納得のいかない決断ですが、造形上ムズかしいロゴのスポンサーを優先して、2社ほどカットしちゃいました。

さあ、そこで問題です(笑)

1.泣く泣くカットしたスポンサー2社は何でしょう?
2.それ以外に、製作上の理由で、手を抜いたスポンサーは?
3.この206の参戦ラウンドは? そして、ドライバー誰?

軍事機密故、全貌はお見せできません!









2001年9月30日(日)

「DETOUR」
意外とハイペースで、206製作が進んでいるので、週末には、練習用ジャンプ台を作って、ミスティで練習・・・といっても、たったの4パック(爆)・・・に励んでいました。

この日は、雨だったので、サーキットに行くこともできず、仕方なく次のボディ製作に着手してしまいました。まったく、練習もロクにしないで、ウロウロ
「回り道」してるんですね!

で、左の4つの画像を見て、即座にボディ名が言えた方・・・ご立派です!

それはさておき、このボディ。ライトポッドとか、インナーボディを装着しない前提で作ろうとすると、あっちこっち穴が残って、非常にカッコ悪いです。  

で、ひとまずは、軽くパテ埋めです。ディスプレイ用スケールモデルを作る訳ではないので、多少の段差は気にしません。

次は、フロントグリルと、リアアウトレットの穴あけ&銅メッシュ貼りです。クオーターピラー部のエアインレット・ダクトは、部品紛失の為、プラ板で暗窓化しちゃいました。 瞬着でテキトーにくっつけたので、塗装後の窓枠の仕上がりはボロボロです。 

ところで、このボディ。一体何なんでしょう?
ラリー実車系は間違いないです。

ヒント 1
色は、ゴールド&ブラックです

ヒント 2
’01WRCでは、プジョー206&カローラWRCを使ってます

ヒント 3
ということは、サテライト(セミ・ワークス)です



ジャンプ台の画像は、軍事機密で非公開です(笑)
タミグラ仕様に比べ、幅こそ狭いですが、アプローチ角度、高さ、路面素材は、綿密な過去データ解析により、ほぼ同一です・・・多分(爆)




 


2001年10月3日(水)

「JUMP」
前回、「ジャンプ台を作った」と書きましたが、実はこんな感じです。

フォークリフト用のパレットを解体して、チョコチョコと手を加えました。
材料費は、2000円弱です。(加工用のジグソーとかノコギリの工具代の方が、5000円程かかってしまいました)

アプローチ角度は、角材を土台にかませて調整できるようにしました。
こいつと、マーカーがあれば、どこでもラリーの練習が可能です。


本日、TA03RSで、練習に励んだのですが、ジャンプ&マーカーセクションは安定して通過できそうです。ここ2戦使ったTB01長足だと、右前から落下して横転するケースが多かったですが、TA03RSはキレイに水平に飛んでいきます。

タイヤ&サスのセットも、ほぼ固まりました。
アンプの周波数セットも、なんとなく感覚がつかめてきました。
あとは、お手手(操縦テク)の問題です(笑)

ちなみに、これを書いている今、とっても眠いです。

昨晩から朝6時まで、ボディ製作・ステッカーロゴデザイン・バッテリー管理・シャシー製作2時間弱の睡眠−−−その後、練習&セットアップを10パック−−−更に家に帰って、ランチア037の塗装を全面やり直し
(乾燥時間の合間に、この文章を書いてます)

あと3日で、プジョー206の仕上げ、ランチア037の塗装&ステッカー製作&貼りこみ、TA03RSの完バラ・メンテ・・・・。

はたして、全部出来るんでしょうか?  最悪、037は、あきらめるしかないなあ(悩)






2001年10月6日(土)

「LIGHT」
うだうだ文句を言いながらも、最後まで作っちゃうところが、我ながら立派?だと思います。

レース前日だというのに、サーキットにも行かず、自宅でLEDの取り付け&点滅基盤セットに燃えてるんじゃあ、明日の結果は大体読めますね(爆)

電源は、受信機のB/C端子から取り出しました。一応6Vで出力されるはずなんですが、実際に測定すると4.8〜5.4Vだったので、リアの赤高輝度LED(2V)は、直列で2個つなぎました。
フロントは点滅回路経由で、交互点燈するようになっています。点滅周期を可変させながら出力電圧を測定し、ピーク電圧が3.6V程度になるところで調整しました。
ま、測定といっても、近所のホ−ムセンターで安売りしていた998円のデジタルテスターですから、数値的にはどうかな?


夜になると、ディスコライトのごとく細かくパッシングライトが光り、サーキットでは大変目立ちます。
じっと見つめていると、クラクラしそうですし、実際に走らすとなると、肝心の操縦者本人が、発作を起こして倒れるかもしれません(爆)

ここで問題発生。タミグラは当然昼間のレース。ということは、電飾入れても全然目立たないですね。前回VR4に電飾入れた時は、天気が今ひとつで目立ったんですが・・・・。こんなことに1日かまけているぐらいなら、もっと練習しておけばよかった。

また、予選落ちの可能性が・・・・・・・・はあ(溜息)



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