たこ八号作戦〜壱五号作戦
ひたすらラリー!ラリー!ラリー


たこ九号作戦   2000.3.12 愛知 久屋公園
2000年タミヤグランプリに新設されたクラス「ラリースポーツ」

従来のコースに、ジャンプ台とコーナーマーカーが追加設置されるだけの事なんですけど、ガキの頃(グループB全盛期)からのWRC好きには、待望のクラスです。

シャシーはバスタブ系限定&ボディもWRC系限定、しかもタイヤはキット付属のラジアル系限定と、ぶっちゃけた話、TA03とかTB01のWRC系キットにフルベアとちょっとしたパーツを追加するだけで、気軽に出られるのが魅力的なクラスです(笑)

特にラジアル系タイヤなんかは、今まで死蔵品状態だったんで、まさか、こんなところで陽の目を見るとは思いませんでした。

記念すべき?第1戦。シャシーはTA03Rをセレクト。理由は簡単。工作部屋に転がっていた新品のバスタブがTA03Rだったから(爆)

ボディは当然「ランエボY」 三菱系企業の社員(注:2001年12月に辞めちゃいました)としては当然の選択です。勢いで、5枚も作ってしまいました。スペアパーツをレースに持参するのは常識ですけど、スペアボディを5枚も持参したのは、多分、私ぐらいですね。

おかげさまで、見事コンクールデレガンスをゲット? 

おいおいレースはどうなった?

一応、決勝Aメイン8位でフィニッシュしましたが、ジャンプ台へのアプローチと、着地後の立ち上がりのコントロールに課題が残りました。やっぱりジャンプはビシっとキメたいですから・・・何?ジャンプ台もベタベタに走った方がタイムが良い?って・・・・不許可です! カッコいい実車カラーボディで遊びたいじゃないですか。

あ、いかん、そうなると今回のボディは全部スケルトンカラーで、実車カラーじゃないんですよね。

次回は、きっちり実車カラー作らないと自分のポリシー(そんなもん、あったんかい!)に反する。

でも、ランエボとかインプは沢山走ってるしなあ?こりゃあ困ったぞ。

たこ壱零号作戦 2000.5.28 愛知 名古屋港ガーデン埠頭
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1/1実車は上。 1/10RCは下っす 

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WRCファンたるもの、WRC2000に参戦している実車カラーで参戦ということで、第2戦は、セアト・コルドバを、インプレッサベースで作ってしまいました。残念ながら、写真撮影する前に、RC仲間に譲ってしまったので、画像はありません。何?セアトを知らない?左の画像は、今年のポルトガル仕様のSEAT CORDOBA WRC E2ですが、こいつをほぼ完全に再現した・・・・・・つもりだったんですが、コンクールデレガンスはとれませんでした。

WRCそのものが、日本ではマイナーというか認知度が低いみたいで、ラリー車というと、トヨタ・三菱・スバル・ランチア・フォード・プジョーまでで、SEATとかHYUNDAIは、よほどの好きモノじゃないと知らないっすもん。

当然、レース参加者どころか、タミヤのスタッフも「シートって何?」といってるような状況で、コンデレの題材にマニアックな実車カラーは駄目というのが身にしみてわかりました。かれこれ、3週間かかったんですけどねえ、コルドバ君。

レースそのものは、コンデレを落としたショックで気が抜けたというか、妙な気張りがなくなったというか、欲が無くなったおかげで、あれよあれよという間に決勝Aメイン4位。昨年の1月のタミヤグランプリデビュー以来,初めて、入賞の盾をもらいました。

ちなみにシャシーは、TL01でした。何?てぃー・える?・・・・前後ボールデフの直結四駆に、Cハブをアルミ製、リアトーインアップライトを装着しただけのシンプル装備だったんですが、一時は、決勝でトップに立つくらい調子よかったです。

次戦は、全日本選手権予選も絡むんで、ちょっと気合を入れれば、この調子なら、愛知代表も夢じゃない・・・・とこの時点で確信した私。

一応、2戦連続でAメイン入ってるんですから、そんな勘違いモードに入るのもいたしかたなしです。

この日から、約1ヶ月半。私は毎晩仕事が終わるとミスティに通い、一日最低2パックは走り、休みの日は15パックほど走って、TA03F&TA03FSをせっせと仕上げていきました。

そして、予選前日には、名古屋港ガーデン埠頭まで出向き、タイヤテスト及び最終の機種選択のため、FとFSを走らせるという万全体制! 感じの良かったTA03Fに決定。  これで、

代表権はいただきだぜ!

現実はそんなに甘くなかったんですけどね・・・・・・ははは(苦笑)

 


たこ壱壱号作戦 2000.7.8 愛知 名古屋港ガーデン埠頭

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そこまで気合をいれたのにもかかわらず、結果は散々。

Aメインどころか、Bメインにも、あと2人届かず、見事に予選落ち。

何がいけなかったと言われても・・・・・要はミスの連続で、予選1ヒート目はスタート直前に、声援に応えて調子ぶっこいて手を振っていたら、いきなりシグナルが点いて出遅れ(爆)、更に悪いことにコーナー内側のマーカーに乗っかって亀になり、2ヒート目は、自爆クラッシュした挙句に、場外転倒(大泣)

ボディは、インプレッサ・ベースで「聖王フォード・コスワース」。何?そんなWRCカー知らない? 知らなくて当たり前です、実車じゃないですから。

気分は「ミスター・サバイバル」だったんですが、上記のごとく、見事撃墜。

うーん、聖王フォードじゃなくて、ミサワ・ラレード1300GTだったらAメインにサバイバルできたのかなあ?

ここまで読んで笑った方・・・かなりの通です。

全然わからなかった方・・・普通です。ネタ元は、新谷かおるの

「ガッデム!」なんで、マンガ喫茶にでも行って読んでください。 

・・にしても、こいつを作るのは結構大変でした。 下記のごとく、元がコミックですから、ネタそのものは白黒です。幸い、オリジナルビデオが2巻出てましたので、近所のビデオ屋を探して、基本カラーをなんとか発掘・・・・アホですねえ(笑)

ま、なんにしても、このままじゃあ消化不良です。

リベンジを誓って、静岡大会にエントリーを決めちゃいました。

代表権は、この大会でも取れるもんね!

たこ壱弐号作戦 2000.8.6 静岡 静岡タミヤサーキット
たこ壱参号作戦 2000.8.20 長野 波田町 扇子田公園 常設サーキット
たこ壱四号作戦 2000.10.15 名古屋港ガーデン埠頭(愛知)

この時期2週間に一回レース参戦だったので、ボディワークまで手が回らなくなってしました。

てなわけで、ボディ紹介するのも恥ずかしいので、ここでは省略しちゃいました。

ちなみに、静岡大会は
赤ザクカラーのFORD・ESCORT・WRC(超手抜き)。

長野大会では、MICHELIN・PILOTカラーのFORD・ESCORT・RS(塗るより、ステッカー貼りが大変っす)で参戦しました。

そういえば、FORD・ESCORT・WRCはWRCボディの中で、結構軽量ですシャシー軽量化で泣くぐらいならボディをこれにした方がとっても楽チンです。











































このあと、10月にGT2クラスで、全日本選手権予選に参戦しましたが、結果は散々なもんでした。ここ数戦ラリーごっこばかりしていたので、タイヤに溝が入っていないとダメな身体になってしまったようです(爆)



ちなみに、使用ボディは・・・

これです。


タミヤのレースにバンダイ・カラーで出場するという大胆さが、会場の某所(車検場、コンデレ審査、予選)にてウケていました。
 車検時には、あやうくレギュ違反で、不合格になるところでした(核爆)。

「これって、バンダイ製品ですよね?」
・・・って、半ばマジ顔で、質問するんだもの。バンダイはRCボディなんて作ってないのに(笑)

リベンジを誓って乗り込んだタミヤサーキット。

昨年1月に、ここのオフロードコースにて、タミヤグランプリ・デビューを果たし、その翌週、TV収録レースにおいて、恥ずかしい姿を取材され、見事に全国放映されちゃった因縁?のサーキットです。

今度こそAメインに残って、代表権をゲット!と、これまた、予選の2日前に、有給休暇を取って、丸一日走りこみ、スポチュンモーター3つ&セミスリックラジアルタイヤ(すぐ坊主になるけど)3セットを犠牲にして、セッティングに励んだ挙句に乗り込んでるんですから、タダじゃあ帰れません。

予選第1ヒートは、なんとか無難に走りきり、10番手を確保。このままキープできればAメイン確定!  

でも、なんか、地元勢のマシンと挙動が違うというか、タイトコーナーで、車体ひとつ分、どうしてもインに入り込めないのが難点で、コース慣れしていないのか、セッティングが、1日走っただけでは、煮詰まってないのか、やっぱり自分の操縦技術が未熟なのか、なんか消化不良。

更にタイムアップを狙って、第2ヒートにのぞんだのですが、やっぱり追いかけきれない・・・・なんで?

結局、予選12位。いつもの愛知大会なら、Aメインすれすれの順位。

しかしながら、今回のAメインは10位まで!

ツインメッセ行きの可能性はゼロになっちゃいました。

そうとわかれば失うモノは何もありません。

Bメイン2番手スタートでしたが、スタート直後1コーナー目でトップに抜き出てからファイナルラップまで後続車に一切突つかれる事なく、最後まで1位をキープして、無事Bメイン優勝を果たしました!

あ、でもBメイン優勝じゃ、全然リベンジになってないや。

これじゃあ納得できん!

と、勢いで、長野大会に単身乗り込むことに決定。

ん?岐阜県民って、長野大会で代表権取れたっけ?

ここで気が付いた方は、相当のタミヤ通です。

答は・・・NO!です。

長野&静岡県民は、代表権を取れますが、同じ中京ブロックでも、愛知・岐阜県民は資格がありません。

静岡大学在学時4年間は、タミヤ本社の近所に住民票を移して、静岡県民でしたが、今はしっかり岐阜県民してますので、運良く優勝しても代表権は取れません(きっぱり)

それでもAメインに入りたい!というヘンな意志だけが私を動かし、長野大会にミニスポーツとラリースポーツクラスでWエントリーしちゃいました。

予選第1ヒートは、ラリースポーツ4位、ミニスポーツ10位と、どっちもAメイン射程圏内をキープ。

予選第2ヒートは、ラリースポーツ6位、ミニスポーツ24位。

ミニスポーツは、当日シェイクダウン状態のM03L&bBで、この成績ですから、Bメイン9番手スタートも仕方なしです。ボディは、コンデレもゲットしたので、こっちは充分満足?(決勝Bメイン結果は、8位でした)

本命のラリースポーツは、タイム的には1位から6位までは僅差で、午前の予選組内もトップも取れたので、この時点で、納得の成績。

あとはどこまで順位を上げられるか?

いきなり優勝しちゃって、カッコ良く代表権辞退?(爆)

そんなアホな姿を勝手に想像しながら、レース前車検(全日本代表権がかかっているAメイン決勝は、決勝前に参加者全員を集めて事前車検があるんですよね。初めてこれに出られただけで、感動です)を受けていた私は相当なアホたれでした。

結果は・・・・・・スタート後に、いきなり最下位転落。

それでも気をとりなおし、せっせと走ったら、4位でフィニッシュ!

トップとは、ほぼ1周離れていたので、完敗でしたけど、夏の全日本予選3連戦で、やっとこさAメインに入れたので、一応リベンジは終了っす。

さて、残るは、12.3に名古屋の平和公園で開催されるエンジンカー&フレッシュマンミーティングでのラリースポーツクラス。今年の最終戦になります。抽選が通るかどうかはわかりませんが、出場できるなら、優勝で飾りたいですね。

ん?ここで1位から3位に入っちゃうと、来年はEXP認定きちゃって、ラリースポーツに参戦できなくなる?  そりゃあいかん(爆)

目標は4位までっすね

おっとっと、そんな心配しなくてもいいかもしれないです。

ここ2ヶ月ほど、業務多忙で、ほとんどRCしてないもの・・・・


たこ壱五号作戦 2000.12.3 愛知 平和公園 
 

結果から白状しますと、公約通り?「Aメイン4位」でフィニッシュです。

自分の都合で、順位をコントロールなんて出来ませんので、偶然というか、妥当というか、そんなもんというか、それ以上の順位に入るにはまだまだ修行が足りないというか・・・・嬉しいやら悲しいやら(笑)

さてさて、時間をちょっと巻き戻して・・・。

今回、TB01のシェイクダウンができたのがレースの5日前というギリギリ状態。 しかも、シェイクダウン後走ったパック数が、たったの10パック!

TB01そのものが初体験シャシーに加えて、いきなり長足化だの、新型TRFダンパーだの、周辺パーツも初モノのオンパレードだったんでなかなかセットが出ず、消化不良のまま参戦するはめになっちゃいました。 

募集要項では、ラリースポーツは定員30人なんで、そんな激戦クラスじゃなさそうだから、お情け状態で、Aメインに残れればOKと思ったら大間違い! 張り出されたエントリーリストには47名もの名前が・・・・・。

ゲっ! マジかよっ?

こんな激戦区で、果たしてAメインに残ることができるんかいな? 7月の全日本予選の時より人数多いじゃない!

なんて不安を抱えつつ、予選1ヒート目。

後列スタートだったんですが、タミヤグランプリお約束の1コーナー渋滞を無事にすり抜けたら、いきなりトップに! こりゃあ、予選一桁順位いただきだぜ!と喜んでいられたのは、たったの2周(馬鹿!)

日頃の修行不足が、やっぱり露呈されました。

ジャンプセクションの着地失敗を皮切りに、あっちこっちで転倒のバーゲンセール状態。
完璧な、たこ&タコ・モード突入です(笑)
結局午前の予選結果は総合14位。今回は上位15台がAメインらしいので、ギリギリのラインをキープ。

クルマの挙動そのものは、問題無いのですが、いかんせん操縦がホホホ状態(注:目-脳味噌-お手々間の配線が切れてる状態。いわゆる何も考えてない、いきあたりばったり走行)なんで、てんで駄目モード(大泣)

午後の予選の課題は、とにかく、自爆しない!絡まない!の2点に絞って、これ以上順位を下げないのを祈願?

で、午後の予選。  とにかく、安全運転で走りきりました。2発ほど、ジャンプ着地で転びましたが、かろうじて自力で脱出に成功し、無事ゴール。

予選結果は、11位に浮上。無事Aメイン確定。

決勝結果は前述のごとく、4位ゲット。もうちょいで、3位まで迫っていたんですけど追いきれませんでした。

さて、ここで問題!

ラリースポーツクラスのEXP認定基準って、いったい入賞何位までなんでしょう?

先日、タミヤ様に、メールで質問を出したのですが、

「今のところ、決まっていません」

・・・という、あっさりした回答が(おいおい)。

一応、来シーズンもラリースポーツクラスに出る事を想定して、

三菱ギャランVR−4・アイボリーコースト1991カラーを作る準備してるんですけど。

早く結論出してくれえ-!

EXP認定の行方は?・・・2001年シーズンに続く


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