たこ八号作戦 タミグラに某B社製品はマズい・・・かな ’99.11.21 名古屋・久屋公園(愛知) |
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’99.11.21 00:30 こんな深夜に、何故か私はミスティにいたりする。 (え?別に珍しいことじゃないって? そりゃまあ、そうかもしれない・・・・) そう、やっとこさ(製作期間1ヶ月)出来たんです。タミヤグランプリ参戦用ワイルドウイリー2「赤い水性」号。そこで、深夜、岐阜市内をふっとばして、ミスティの皆さんにお披露目をしに出てきたわけ。 ここで、O村大御所様に、ジオン軍のマークと、機体番号のステッカー切り出しをお願いして、深夜2時に完璧な姿に。
本来なら、タミヤグランプリ参戦メンバーは、この時間にミスティの駐車場に集合のはずなのに、なぜか私は自宅に居る? ボディ製作に集中していたんで、シャシーセッティングをしていたらこんな時間に・・・・。 慌てて、機材をクルマに放り込みミスティへ全開走行!
なんのかんの、遅刻騒ぎがあったものの、無事に7時過ぎに、会場の久屋公園に到着。 ピットテーブルを設置し、マシンをセットして車検場に出かける。 ワイルドウイリー2クラスは、専用の列があり、そこに並ぶ・・・で、私の車検の番が来た。 「おおお、来た?来た! 例のヤツ来ましたよ!」と、ワイルドウイリー2の車検担当が、他の車検担当に声をかける。 「某B社の製品使っていませんよね?」と、他のクラスの車検担当から聞かれる。 「はあ?実は3点ほど製作時間の関係で、B社のプラパーツ使っちゃいました。でも、フィギュア本体はタミヤパーツとエポキシパテ6本使って3週間です!」 と、正直な私は答える。 「だはははは。凝ってますねえ。でも某B社はマズイよなあ・・・」と、言われつつも、無事車検をパス。(本来なら、オールタミヤパーツじゃないと駄目なレースなんだけど、フィギュアは走行に関係ないからいいんでしょう)
ワイルドウイリー2クラスの練習走行開始時間。マシンとプロポをかかえて、操縦台前に並ぶ。すると、オフィシャルメンバーが、バカでかい台二つとカーペットをコース場に運び始めた・・・・・ん?このクラスの障害物って、最終コーナー脇にある、15cmぐらいのジャンプ台とマーカーだけじゃないの?・・・・なんて考えてるうちに、高さ約1m&勾配30度程度のカーペット貼りの巨大スロープが出現! げげ!こんなところ、走ったら、コンクールデレガンス審査前に、マシンがズタボロになるじゃないかあ! とはいえ、ボディを搭載しての走行を今まで一回もしていないので、仕方なく走ることにする。 それはもう悲惨。ウイリーしまくって、ひっくりかえるし、コーナーではゴロゴロ転がるし、ジャンプ台では前方3回転しちゃうし・・・・。 当然のことながら、ピットに戻って、持参した塗料と面相筆で緊急塗装(最悪の場合を予想して、エアブラシ一式と、シンナー、パテの類は全部持ってきているので、多少のクラッシュは、なんとかなるんだけどね・・・・)。
ドライバーズミーティングも終り、毎回恒例のコンクールデレガンス審査が始まる。この審査用に、実は二つ秘密兵器を準備してたりする。 一つ目は、ドライバーの赤ザク&ロールバー上の子ザクのモノアイ部分に仕込んだ高輝度LED(赤)。 二つ目は、リアカーゴ部分にさりげなく置いた「タミヤアクリルカラーの赤」。 なんで、タミヤアクリルカラーの赤色が秘密兵器かって? ミスティのHメさんが考えた高度な洒落っす。 答えがわかった方は、ここのHPの伝言板にでもカキコして下さい。正解しても景品はでませんけどね(笑) てなわけで、無事にコンデレ受賞・・・・いやあ、今回は笑いは取れてもコンデレは取れないと思ってたんで、非常に嬉しかったっす。
コンデレ受賞記念パネルの送付先住所を名簿に書き込んでいると、ワイルドウイリー2クラスの呼び出しが始まってしまう。 げげげ、オイラ何組目なんだろう? 1組目なら完全に間に合わないぞ! 結局、予選3組目だったんで、ギリギリ滑り込みセーフ。当然、プロポの調整とかは全然出来てない。 スタート前のアナウンスで「某B社のキャラクターで、コンデレ受賞したマシンが出走します」・・・なんて、言われてしまう・・・おいおい、プレッシャーかかっちゃうじゃない(爆) レディ・ゴー! いきなり10台中半分以上がウイリーのし過ぎで、スタートライン上で、逆立ち。私も思いっきり逆立ちして、立ち往生。なんとか立ち直って、バカデカスロープを上って、レース復帰。 必死の追い上げで、一時は2位まで浮上するが、土壇場でコケてしまい、結局3位。ここでまた「おっと、ジオンレーシングのザク。連邦軍にやっつけられてしまいましたねえ」と、トホホなアナウンスが入る。 はいはい、赤ザクは、白い奴にはかないませんよ・・・・・。
あまりにも、「赤い水性」号が挙動不審?なので、ダンパーをバラしてみることにする。 おーおー、こりゃいかん。オイルがヘタりきってる! そりゃあ、今年の2月に組んでから一回もメンテしてないダンパーをポイっと装着してたんだったっけ? 頑張って、ダンパーを組み直して、予選2回目に挑戦・・・・と書くとカッコ良いんだが、実は、ダンパー組み直しは、あっという間に終ってしまい、一番手間がかかったのが、ザクUの頭のツノの補修作業だったりする。なにせ、しょっちゅう横転するので、すぐに折れてしまうんですな・・・ツノ。 で、予選2回目。今のところ30台中、総合11位で、Aメイン出場圏内に入っているので、なんとかこの位置をキープしたいところ。 ダンパーセッティングが上手くいったのか、運が良かったのか、2周目で、なんとトップに立つ大活躍!・・・・なんて状況がそうそう続く訳が無く、ズルズルと順位を落として、4位でゴール。 結局、予選13位にダウン。おいおい、念願のAメイン初出場は無理なのか?
・・・っていう章が、こうしてあるということは・・・。はいはい、今回のワイルドウイリー2クラスは、13位までのAメインだったんですねえ。(要は最後尾スタート) でも、なんか中途半端ですねえ? 13位までってのが。 本当は12位までが、決勝進出だと思うんだけど・・・・たまたま、お笑いマシンのザクUが居たから、サービスでAメインに入ったじゃあ・・・・・ま、いっか、今年の1月からタミヤグランプリ参戦8回目にして、初のAメイン!バンザーイ! ここで、更にスプリングを固めに変更し、ザクUのツノを新たに作り直し、剥げた部分を塗り直し・・・。 マシンメンテっていうよりお化粧直しを完璧にして決勝に挑むことに。 さあ、いよいよ、決勝。 なにせ、最後尾スタートなんで、失う物は何も無いんで、結構気楽。運がよければ優勝だって・・・・・出来ませんでした(爆)・・・どうも、スプリングをいじったのが裏目に出たみたいで、まともに走りませんでした(大泣) 結局、11位。 見事優勝すれば、白わにRCクラブのメンバーが、「ジーク、ジオン!」って大合唱する予定だったんですけどねえ。 しかし、なんですねえ。RCやってる人って、ガンプラ好きな人が多いんですね。あちこちで質問攻めにあったり、ガンプラネタで会話が盛り上がったりして、楽しかったです。
その後、自宅に帰って、養命酒を一杯飲んだら、5分で倒れました。そりゃそうです。金曜日の晩から、3日間連続で徹夜してましたんで・・・・・。
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ミスティ 私が、通っているRCサーキット&ホビーショップ。
私の塗装関連の、お師匠様。今まで、数々のコンデレ作品を製作されており、頭が上がりません。
実は、レース前に、タミヤ様に、メールで、マシン開発の詳細を送り、レギュレーション違反にならないか確認してあったんです。ですから、赤ザクUが出走するのは、既にバレていたんですねえ(笑)
まあ、実際には、ポリパテとかラッカーパテも使ってますが、基本はエポキシパテです。おかげで、ドライバーのザクUは、重いのなんの・・・。おかげで、マシンは偏荷重です。
多分、バンダイのことだと思うんですが(笑)、タミヤスタッフは、断固、某B社と表現するので、その妙なこだわりには、感服するしかないっす。
RCレースに、左記のような塗装道具一式を持参するアホタレは、後にも先にも私だけだと思う(爆)
ミスティのスタッフ。よくサーキットでレッスンしていただいております。
住所・氏名・電話番号以外に、マシンの特徴を書く項目があるんですが、何の迷いも無く「ジーク・ジオン」と書いておきました(爆)
偶然にも、同じ予選組に白色に塗ったマシンがあったんですが、何故か、その白いマシンと絡んでしまうんですよね・・・。
白わにRCクラブ 愛知大会に参戦している方なら、多分ご存知のRCクラブ・・・ていってもチームとしての実体は無いような気がするんですが・・・。 |