たこ壱号作戦
RC初レース

’99.1.17   タミヤサーキット(静岡)


シャリオ君

ミニ四駆レース遠征で活躍中。ドラエモンの4次元ポケットのごとく、いろいろなモノが出てくる不思議なクルマ

 

山のような機材

ミニ四駆に比べて、車体、バッテリー、部品が大きいので、どうしても収納ボックスが大きくなるし、初参戦ということで、スペアパーツをシャシー1台分持っていったので、それはスゴイ量に・・・・。

全部同じ会社・・・

大きな声じゃ言えませんが、白地に赤のロゴ(犬)と文字。以前F1のスポンサーもしてたよなあ。

 

秘密兵器

スティンガーミサイルとかM60とかトカレフとかの飛び道具じゃないです(笑)

 

本妻1号以下・・・

今回は、町内の行事が重なったので、ファミリーは置き去り(笑)です。本当は、3匹の子供達を連れて行くと、事件が多発して面白いのですが・・・・・・・。

レッツ&ゴー・・・・

タミヤのレース遠征といえば、このCDです。「レッツゴー!レッツゴー!・・・」と子供たちが合唱するので騒がしいのなんの。でも今回は、合唱隊がいなかったんで、ちょっと寂しかったです。あまりにも寂しいので途中でヴァン・ヘイレンに切り替えました。

 


STAGE 1  「深夜の東名は怖いっす!」

/17 深夜2時30分。赤胃のシャリオ君は、東名高速道路の名古屋インターを過ぎたあたりで、某宅急便のトラック4台に取り囲まれていたりする・・・・・。

なんで、こんな時間に高速道路を走ってるかって?

静岡のタミヤサーキットに向かっているんです。

昨年12月に電動RCに手を染めたのはいいんですが、たった1ヶ月で、どっぷりハマってしまいました。そうなってくると、やはりレースにも出たくなるのは当然のステップで、ちゃっかり年末に田宮模型主催の「タミヤ新春フェスティバル」に応募してたんですねえ。

で、山のような機材と寝袋・毛布を積んで静岡に向けて爆走中だったんですが、お見事に大型トラックに挟まれてしまいました(大泣)。

走行車線に戻ろうにも、そっちには10トンクラスのトラックが2台連なってるし、そのまま追い越し車線をふっ飛ばして抜けだそうにも、前には20トンクラスのトラックが塞いでるし、じゃあ減速して車線変更・・・と思ったら、後方から4トンクラスのトラックがアオって来るし・・・・・、身動きがとれんじゃないか!    、周囲の視界は限りなくゼロで、何かあったら完全にプレスされて即死確定状態・・・・・「怖いよお!」    で、シャリオ君を取り囲んでいる4台を良く見ると、全部同じ会社のトラックじゃないかあ!どう見ても、トロそうなファミリーカーをワザと取り囲んで遊んでいるようにしか思えないですねえ。

仕方が無いので、グローブボックスから秘密兵器を取り出して、スイッチオン。

何故か、4台の包囲網から突破できちゃいました・・・・不思議だなあ(笑)



STAGE 2 「眠いっす!寒いっす!眠いっす!」

遠征予算が少ないので、浜松インターで高速を下りて、国道1号を静岡に向けて走る。今回は、本妻1号以下三匹の子供達は家に残してきたので、ちょっと寂しい。レッツ&ゴーWGPのCD等を聴きながら走ること1時間半、やっとこさタミヤサ−キットに到着。

朝の5時半だというのに、既にサーキットの正門前には10人分程度の荷物が並んでいる。(おいおい、開門は7時なのに)   まあ、10人くらいだから大丈夫と、近くのコンビニで朝食を買込み、シャリオの中で食事。一気に眠気が来たので寝袋+毛布に包って仮眠しようと思ったら、なんだか駐車場のあちこちで人が動き出す気配が・・・・。6時過ぎになった途端、みんな荷物を運んで正門前の歩道に並び始めたじゃないですか!

慌てて、ガラクタ箱を持って私も列に並ぶことに。

並び始めて30分経過。爪先から膝までが冷え切ってしまう。温暖な静岡とはいえ冬の朝、結構寒い。ガラクタ箱からホッカイロを取り出し、靴の中と、腰に装着。一気に暖かくなったのは良かったけど、今度は眠気が(笑)。タバコを吸い、ガムを噛み、コーヒーを飲んで耐え抜くこと30分、やっと開門。

ピット場所を確保した途端、一気に疲れと眠気が・・・・

こんなコンディションで、レースが出来るのかなあ?



RC用充電器

下は3000円台から上はウン万円と、いろいろあります。私はKOのBX212アドバンスを使ってます。でも、最近のミニ四駆のレースでは使用禁止になっているところもあります。

正体不明(笑)の・・・

モーター慣らし機とか、モーターチェッカーとか、アライメント測定器とか、あと反射式石油ストーブ+ヤカンとか・・・・・・

マシン

今回は、タミヤTL01シャシーに、フォードエスコートWRC+ラリーブロックタイヤ装備で出しました。具体的なセッティングは恥ずかしくて公開できません(笑)

アンプ

モーターが同じでも、こいつが違うと、加速・トップスピード等が変るらしい?確かに、違うような気がするんですよね(笑)

ちなみに、最初はフタバの210CBという入門モデルでしたが、ウン年前のMC510Cっていうモデルが近所の模型屋でディスカウント価格だったんで、思わず買ってしまいました。でも、使いこなせない(笑)

一目で・・・

マシンを見た途端、スタッフの顔色が一瞬曇りましたねえ(笑)。見よう見まねで組んでますので、何が良いのか悪いのかもわかんないですから当たり前ですが・・・・。

ポケモンネタ

ミニ四駆でも、そうですがやはりポケモンのキャラクターはRCでも人気があります。今回は、ピカチュウ・トゲピー・ミュウっといったところがペイントされてました。

 


STAGE 3 「全てが、初めてっす!」

ピット場所を確保すると、クルマに残してきた機材を取りに行くことに。

あっという間にサーキット内は大勢の人であふれかえっている。しかし、みんなすごい装備で来てるんですねえ。ミニ四駆のレースで、RC用充電器のオンパレードは、見慣れていたはずなんですが、RCともなると、更に正体不明(笑)の機械を、あちらこちらで見ることが出来ます。

なんて、おのぼりさん状態でウロウロしていたら、練習走行と車検開始のアナウンスが・・・・。

ひとまず、練習走行。今回はツーリングカーオフロードのフレッシュマンクラスなので、マシンを持ってオフロードコースに行く。

練習走行チェック欄にサインを貰い、使用バンドカードを持って操縦台の上に・・・・・高い!・・・・・私、高所恐怖症なんで、高さ2m以上は苦手なんです(泣)。確かにコース全体が見渡せていいんですけどねえ。

で、走行開始。近所の公園で結構ダート路面は走らせたんで大丈夫だと思っていたら・・・・・あれあれ?真っ直ぐ走らない+曲がらない+ホイールスピンしまくり・・・・とパニックの連続。結局2分間でコース2周しか出来ませんでした(大恥!)。路面のグリップが公園に比べて悪いのもさることながら、前夜にアンプを初心者用から上級者用に換えたんで、有り余るパワーをコントロールできなかったんですよねえ(笑)

これじゃあ駄目だ、まともに周回できる仕様にしなければ・・・ということで、急遽、アンプを交換することに。スピードが遅くなって予選突破どころでは無いのはわかってるんですが、ひとまずマシンが前に進まないことには話にならないですから。ボディペイントにかまけていないで、もっと、練習しとけば良かった・・・大反省。

で、それから車検。ピニオンを外したモーターとマシンを持って車検場に出向く。エントリーの封筒を車検係の人に見せると「フレッシュマンで初参加の***さんですね。頑張って下さい!」と言って参加賞を渡される。

で、マシンとモーターのチェック。さすが、今まで沢山のマシンを見ているだけあって、一目で「こりゃ駄目だわ!」と見抜かれる(笑)・・・・仕方が無いでしょ!まだRC始めて1ヶ月なんですから。

無事に車検が終ると、次はコンクールデレガンス選考も兼ねたドライバーズミーティングが・・・・・・・。



STAGE 4 「デレガンスだけでも獲りたいっす!」

ドライバーズミーティングが、オンロードコースのホームストレート前で始まる。デレガンス出展マシンが、コース場に並べられる。うちのランへぼXも当然出展です。ボンネットからルーフにかけて若葉マークをでっかくペイントした愛車は、自分のピット周辺では結構ウケていたので、かなり期待してたんですが・・・・・結局駄目でしたねえ(笑)。やはり、ウケ狙いとか、ポケモンネタのペイントは対象にならないというか、ペイントの美しさ、デザインの良さを重点的に見てるみたいです。次回から路線変えなきゃ!

デレガンスを獲りそこなったんで、残る目標は、閉会式後のお楽しみ抽選会で賞品ゲット!・・・・・じゃなくて、予選13位−24位に入ってBメイン決勝進出だあ!と意気込むのでした。(完走狙いで、アンプのグレード落としておいて、何ほざいてんだか?このオヤジは)



どこまでも転がり・・・

転がり方に」よっては、軽く10mは行きます。でも、なんだか可愛いんですよね、ミニって。M03ならTL01と共通パーツも多いので、そのうち手を出してみよう!

どこがジュニアじゃあ!

私のような初心者から見れば彼らはマジに速い。やっぱり、育った環境なんだろうなあ。今まで見てきたミニ四駆をやっている子供達とちょっと違うんですよねえ・・・・いやはや。

TS−020

昨年のル・マン24時間で、ブッチギリの速さを見せつけた耐久マシン。私も、こいつのミニ四駆用自作ボディを乗っけようとしているが、あの美しいデザインはなかなか再現できない。

フレッシュマンクラス

一応、今までの出場回数が6回以下のクラスなんですが、みっちり経験を積んでから初参戦する人もいますので当然のことながらレベルの差があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タミヤRCカ−・・・・

15年も続いている長寿番組。タミヤ製品を愛する私にとっては、この番組を毎週見ることが生活の一部に組み込まれています.。

まさか翌週のTV収録レースが最後で、放映打ち切りになるとは・・・せっかく、RC始めたのに、なんてこったい!


STAGE 4 「Bメインでいいから、決勝に!」

最初に、ミニのワンメイクレースから予選開始。実車と同様、小ぶりながらきびきびと走る。うーんこのクラスも面白そうでいいなあ。でも、一度横転しちゃうと、どこまでも転がりつづけるんですねえ、これが。もう少し上手くならないと修理代が馬鹿にならないぞ。

次に、ツーリングカージュニア。どこがジュニアじゃあ!と突っ込みをいれたくなるくらい速い。こんな調子じゃフレッシュマンクラスってもっと速いんだよな・・・と思った途端、先行き不安に。

そして、話題のTOYOTA GT−ONE TS−020のワンメイク。普段F−1でブイブイ言わしている方々が参戦しているらしく、スタート前からピリピリと緊張感が・・・・いざスタートすると、これが速いのなんの! 私も昨年、TS−020を買って作ったんですが、このクラスにエントリーしなくてよかったと実感。車高ベタベタで速い分、クラッシュするとマシンは転がるというより空を飛んでました。ま、このクラスでエントリーするのは何年先になるやら・・・・・・・一生しないかも(笑)。

で、とうとう、ツーリンガーラリーフレッシュマンクラスの予選開始。天気がよくて空気が乾燥しているせいか、路面はサラサラでグリップが相当悪そう・・・・と横目で予選の様子をみながら、ゼッケン(175番)とAMBをもらい操縦台の方へ。

出場回数6回以下のクラスのはずなのに、なんだかみんな速い。どうみても、レースが初めてなんて顔ぶれじゃないような・・・・・なんていってるうちに私の番が来ちゃった!どうしよう!

「レディー、ゴー!」

赤胃のフォードエスコート、猛然とダッシュ・・・しない?あれ?加速が鈍いぞ・・・いきなり、8台中ドンケツになっちゃった。焦って、スロットルをフルに握った途端、第一コーナー手前でスピン。そのまま外周の植木まで突っ込む(泣)。マーシャルがすぐに助けてくれたけど、完全に舞い上がってるので、その後はもうボロボロ。結局ドンケツのまま、2分間で6周という結果でおしまい。

すぐに、第一ヒートの結果が貼り出される。えーっと、下から数えたほうが早いはず(笑)・・・・・35人中27位、ビリじゃなかっただけ救い。

Aメイン決勝は無理でも、24位以内のBメインなら、まだ射程圏内じゃないか!次のヒートで7周すれば多分・・・ぐふふ、いけるぞ。

で、昼飯を食べながら、早速マシンのセッティング変更。ピニオンギヤの歯数を落として加速重視に。バッテリーも思いっきり追い込み充電をする。

----------かなり、中略(笑)------------

第二ヒート開始。さっきよりは緊張してない。「レディー、ゴー!」

さっきよりは、加速がいいぞ!   第一コーナーもすんなりクリア。いい感じで次のコーナーへ・・・入った途端、先行の3台がスタック中!

「ドッカン!」 見事に追突。赤胃フォードは宙返りをしながら、コース中央のエスケープゾーンまでジャンプ。なんとか、自力でコースに復帰するが、マシンも私の精神状態もボロボロで、蛇行しながら周回。

結局、第一ヒートより悪い5周で、最終順位は31位。まあ、ビリにならなかっただけ・・・と結果表をよく見ると、32位以下4人のうち2人は小学生じゃないですか!私は小学生並みの腕なのか・・・おっといけねえ、小学生並みなんて言ったらツーリングカージュニアクラスに出ていた、かっとびレーサーに怒られちまう(笑)

STAGE 5   「やっぱり、うちは家族全員で来なくちゃ!」

あーあ、初参戦とはいえ、こんな調子じゃあ、来週の「タミヤRCカ−グランプリ」TV収録レースはどうなるんだろう?まずいよなあ。

予選落ちが確定した後は、とっとと片づけをして、コース内をブラブラして、ショップでランエボWのクリアボディー(1枚1000円!)を買って、決勝を見て・・・・・なんか、つまんないよなあ!やっぱり、家族が一緒じゃないとどうもいかん・・・・来週は、全員連れて行こう。

ところが、どっこい!翌週のレースに家族全員で行ったおかげで、赤胃は、もっと悲惨な目にあうのだった(笑)

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